口腔のニオイのケア …ニオイケアのためのガイド
口腔のニオイケアの基本
口臭の原因とケア方法
口臭の大部分は、口の中の食べカスが原因です。食後の歯磨きやうがいなどの口腔ケアでニオイの大半は防げます。
自分で歯磨きができない場合は、割り箸の先にガーゼを巻きつけ、それで食べカスを取り除きます。
コップ1杯の水にお酢やイソジン、ティートリーの精油(ハーブ)など、抗菌作用のあるものをたらして、そこにガーゼの棒を浸します。それで口の中を拭うと、口の中の食べカスと雑菌が始末されて口臭が治まります。
食後の歯磨きは「食べたらすぐ」が原則です。口の中は温度が高いので、食後1時間から2時間で発酵してきます。食事のたびの歯磨きが難しいなら、せめてうがいで口の中をゆすいでください。
歯ブラシが使えないときには、口腔ケアのための綿棒が便利です。清拭用の液がついて減菌処理された綿棒です。
先端にスポンジのついたものもあり、これで口の中の汚れや粘つきを拭い取れます。歯磨き剤は必要ありません。
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