ワキガ・体臭・多汗 Q&A
辛いものを食べると顔中に汗をかきます。辛い食物と汗の関係は?
辛い食べ物と発汗には関係があります。発汗には温熱性発汗と精神性発汗以外に、酸味や辛味などの味覚刺激によって顔面に発汗が起こる「味覚性発汗」があります。ですから、辛いものを食べると顔に汗をかくことは当たり前のことです。
なかには辛いものを食べて異常に汗をかいた以前の記憶が予期不安となり、辛いものを想像したり、ちょっと食べただけでも多量の汗をかく人がいます。この場合は味覚性発汗だけでなく精神性発汗も加味されていることになります。
漢方医学では、ふだんから喉が渇きやすく、冷たいものを好み、食欲が旺盛で食事中に頭から汗が出て止まらない人は、体内に余分な熱が溜まるタイプ(内熱型)といいます。このタイプの治療薬としては、白虎湯という漢方薬を用います。
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