投稿者名:五味院長
タイトル:ミョウバンの効果について
みよさん
焼きミョウバンは、堅くてなかなか水にとけにくいですね。その場合にはまず熱いお湯に溶かしてから、冷蔵庫に入れ冷やしてから使用してください。
また、すり鉢で粉末にしてから、水に溶かすとよいでしょう。粉末ならそのまま皮膚に塗布することも可能です。
ナスの色がなぜ良くなるのかですが、
ナスの果皮の色素はナスニンnasuninと呼ばれるアントシアンで,
色素の本体はデルフィニジン delphinidin です。
この色素は鉄塩と青色の複塩を作ります。
ミョウバンの中にはアルミニウム塩だけでなく、鉄塩などさまざまな金属塩の混合物が含まれています。
ナスの漬物に鉄釘やミョウバンを加えると鮮やかな青になるのはこのためです。
でも、皮膚に塗っても皮膚が青くなるわけではないので安心してください。
しかし、ミョウバンでかぶれる人は、少し黒ずんだ色素沈着が残ることもありますので注意してください。
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