投稿者名:五味院長
タイトル:呼吸法も大切。
ひろゆきさん。
発汗刺激は、温度変化だけでなく他のさまざまな要因でもおこります。
例えば、精神性発汗は緊張などの心的作用ですし、辛いものや甘いものを食べたときは食事性の発汗が起こります。
喉の痛みと顔の汗は一見なんの関係もないように思いますが、 汗腺は「痛み刺激」にも反応して汗をかくことはあります。
ですから、あなたの汗対策はやはりまず耳鼻咽喉科で喉の痛みの診察をうけるべきでしょう。
また、かりに喉の痛みのために呼吸が浅く速くなっているなら、同時に呼吸のしかたにも注意するべきです。
なぜなら、汗は、血液中の二酸化炭素の濃度が高くなると「発汗中枢」を刺激して汗が多くなることがあるからです。
二酸化炭素を肺から十分排出するためには、呼気をゆっくりと大きくとることです。
顔の汗はこの呼吸法でも減ることがあります。
これは、わたしの本の「もう汗で悩まない」に詳しく書いてありますから参考にしてください。
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