投稿者名:五味院長
タイトル:オープンにすることも大切
さよさん
あなたは今、非常に重要な心理状態にあります。
もし、あなたの不安が「今」うまく解消できないなとこれから対人関係に影響する可能性もあります。
しかし、安心してください。そのようなことならないための手段があります。
それは、「あなた」にとっては難しいかもしれませんが「人」にとってはなんでもない簡単なことです。
つまり、あなたの潜在意識では「自分のわきが臭を隠したい。人に知られたくない」という気持ちが強すぎるのです。なんでも話し合えるはずの彼にさえそうです(彼だからこそ隠したいのかもしれませんが)。
人はなにかを隠そうとすると、そのことが明らかになることを恐れるあまり、人と合うこと自体を恐れるようになります。つまり対人恐怖です。
ですから、その逆をいけばよいのです。
具体的には、友達などと匂いの話題が出たときにむしろ積極的に「デオドラント」の話をするのです。例えば「私も臭いを気にしているのだけれど、今使っている制汗剤はいいわ。あなたも使ってみたら」といった具合です。
このことは体臭を気にしている「あなた」にとっては大変な勇気がいることでしょう。でも、さきほど「人」にとってはなんでもない簡単なことと言いましたが、人は物事そのものの重要性より、そのことの「言い方」で印象を決めるのです。隠し立てのないあなたのさっぱりした言葉で悪印象を持つ人はいません。
実際あなたのワキガ臭は市販の制汗剤で十分抑えることができるのですから、その事実は隠す必要など全くないでしょう。
仮に彼氏も臭いで悩んでいたら、同じ製品を使ってもいいではないですか。
共通の悩みを共有して親しみが倍増するかもしれません。
いずれにせよ、言われる前にさらりと(くどくどでなく、ちらりと簡単に)自分から言ってしまうことです。
そうすれば、あなたの心にはもう守るべきものはありません。
それは心理的にゆとりのある状態です。心にゆとりのある人は、他人を恐れるようなことはありません。
攻撃は最大の防除であることを忘れないでください。
最後にもう一つ、美容外科の広告を鵜呑みにしないことです。
「ワキガは彼氏に嫌われる。手術は俺にまかせろ」式の広告は「脅迫広告」といって、読者を不安にさせて患者を増やそうという商売の手段なのです。
決してそのような広告に惑わされないことです。
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