投稿者名:五味院長
タイトル:クレンジングオイルの使い方
meさん
デオドラント製品は、TPOや個人差を考えて上手に「付き合う」ということが大切です。
基本的な考え方は、他の人に合う製品が必ずしもあなたにも合うとは限らないというスタンスを保ってください。
そのためには、自分の肌の性質を十分理解しておくことが大切です。少なくとも脂性肌か乾燥肌か鉱物性に敏感か程度は区別しておく必要があるでしょう。
さらに、ある製品を始めて使用する場合はかならず体調のよい時に試みるべきです。
寝不足のときとか肌が荒れているとき、アトピーが悪化している時などは避けるべきです。
そして、あなたの「皮膚感覚」を磨くことです。少しでも肌に異常や違和感を感じたら、せっかくの高価な化粧品でも即捨てることです。
この皮膚感覚を敏感に保つためには一つ大切なことがあります。
それは、デオドラント製品を漫然と使いつづけるのでなく必ずある一定期間「お休み」をとることです。
何も使用しない元の自然状態にもどして皮膚の感覚を養うことです。
さらに、使用頻度や使用場所、使用方法、組み合わせ、使用時期、などについてはそれらの製品で異なりますので購入する際専門家のアドバイスをうけるのもよいでしょう。
以上の一般的な注意点を守って使用するならあなたはデオドラント剤とうまく付き合っていくことが出来るでしょう。
さてあなたのご質問の「クレンジングオイル」がわきが臭を軽減するかどうかですが、クレンジングオイルはあくまでクレンジングつまり洗い落とすためのものです。それ自体には臭いを抑制する役割は期待されていません(一部のハーブエキスなどは植物消臭の効果はありますが)。
しかしあなたの言うように毛穴ののよごれを洗い落とすことは皮膚の清潔を保つことですので、一般的な意味の皮膚の臭いを少なくする効果はあるかもしれません。
あたながよいと感じ尚且つ信じているならば、そのこと自体が精神的のもよい効果をもたらすのですから、わたしが説明した注意を守りながら使用を続けるのは問題ないと思います。
ただし、ここでクレンジングオイル使用に対しての特別な注意事項ですが(脂性肌の人が注意することは当たり前ですが)、製品の「製造時期」をよく確かめて購入してください。
オイルはどのようなものでも「酸化」します。酸化をした古いオイルは皮膚にダメージを与えるのみならず、それ自体が臭いの元になります。
またオイルでも酸化しにくいものと酸化しやすいものとがあります。この点も考慮して使用するようにしてください。
「ラビリン」と言う製品についてはわたしは知りません。その成分を教えていただければ、次回ミョウバンの効用と一緒に説明しまよう。
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