投稿者名:のぶ
タイトル:口臭について
五味先生、はじめまして! 先生に教えて欲しいのは口臭のことなんですが、僕は朝きちんと歯磨きをしても、お昼ごろになると舌全体が黄色くなってひどい口臭がします。 口の匂いに気付く時は、必ず舌がまるで硫黄の様に黄色くなっているのです。 歯医者さんに聞いてみたんですが、その時はまだ舌が黄色くなっておらず、 口臭もしなかったので、心配ないといわれました(歯周病でもないらしいのです) 舌が黄色くなった時に歯ブラシなどで舌を洗うと匂いもしなくなるのですが、外出しているときなどは洗うことができないので、ガム等でごまかしています。この場合は口に問題があるよりむしろ、内臓や鼻に問題があるのでしょうか?教えてください。
投稿者名:五味院長
のぶさん。 舌が黄色くなるのは「舌苔」というもので、 食物のカスや口の中で剥がれた上皮細胞、血液から遊離した白血球、組織の破片などが貯まったものです。 舌苔は雑菌が繁殖しやすく、それ自体も臭います。 舌苔は、胃腸が弱ったとき、お酒の飲みすぎ、熱なるときなどにつきます。 ですから、まずそのような内科的原因がないかを診察してもらいましょう。 内科的原因がなければ、唾液の分泌が少ない場合に多くなりますので、 できるだけ口腔の運動をして唾液をだすようにします。 舌苔は、朝起きた時に厚くなりますので、歯を磨く時丸いスプーンなどで舌をかるくこすって取り除くとよいでしょう。
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