投稿者名:五味院長
タイトル:馬吉さんを応援します
馬吉さん。
馬吉さんの体臭のようすは一進一退のようですね。
わたしも、あなたの主治医として馬吉さんのようすに一喜一憂しています。
医者と患者さんの関係とは、苦楽を供にした戦友のようなものですね。
ただ、医者としては、「医学的」にはっきりとあなたに言えることがあります。
あなた自身でも十分わかっていることですが、あなたは元々「ワキガ体質」ではありません。
これは、もう試験切開でも、また手術によって取り除いた「組織」を見ても明らかです。
あなた自身も、他の本当のワキガ体質の人のアポクリン腺を比較した結果元々わきがではないことを確認しているわけですから、
あなたの「頭の中」ではワキガではないのです。
ですから、医学的にもあなた自身でも、あなたは絶対に「ワキガ」ではないのです。
しかし、世に中は医学的に全てが説明されるとは限りません。
それは、あなたが数日前に実際に会社で経験されています。
あなたの頭の中でも、また医学的にも説明できることが現実では説明できないこともあるのです。
イヤ医学的には説明できないわけではないのですが、 そのためには「自己臭妄想」というややっこしい名前を持ち出さないといけません。
しかし、あなたにとって現実に起きている事実を「自己臭」などという病名で説明されても何の役にもたちません。
あなたの悩みはそのなことでは少しも解消されないでしょう。
では、どうしたらよいのか?これをどう説明したよいのか?
なかなか難しい問題ですね。
ここは、ひとつ掲示板の読者のみなさんの意見も聞きいてみたらどうでしょうか?
その前にわたしの個人的な意見を述べます。この意見に対する意見もぜひお聞きしたいですね。
わたしのアドバイスですが、良い意味で会社の同僚と「妥協」すること、「折り合い」とつけることがまず大切ではないでしょうか。
どのようにしても説明がつかないのですから、この問題は一時棚上げして時間が解決してくれるのを我慢強く「待つ」ということです。
しかし、その間にも「ワキガクセー」とか言われるわけですから、馬吉さんはたまったものではありませんね。
でも、あえて、我慢するのです。というより、そのような同僚の無責任な言葉をあえて「許してやる」のです。
大きい気持ちになるのです。
大変難しいことですが馬吉さんなら、必ず出来ると思います。
なぜなら、あなたは一人ではありません。すでに、一人ぼっちではないのです。
あなたには、ここにわたしという戦友がいるではないですか。
あなたには、このサイトにたくさんの応援団がいるではないですか。
あなたには、投稿はされていなくとも、あなたの悩みの共感者がいるではないですか。
明日の朝はぜひ、会社に出かけてください。
そして、同僚に「クサイ」といわれたら、大きな気持ちで「わるい、わるい。そんなにくせーか?」と笑いながら軽く言い返してみてください。
違う世界がひろがるかもしれません。
そういうわけで、みなさん「馬吉応援団」をつくりましょう。
馬吉さんを応援する言葉、なんでもよいのでかけてあげてください。
タンパク質系のニオイ対策についてはまた別の機会に説明します。
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