投稿者名:五味院長
タイトル:他人の鼻が気になるあなたへ
まろさん
気分的に辛い毎日のようですね。
結論から言いますと、あなたにはこれといった「体臭」はないと思います。
これは、多分あなた自身もなんとなく分かっていることでしょう。
ですから、本来はわたしの専門分野ではないのですが、個人的な意見を述べてみます。参考になれば幸いです。
まずいくつかの事実を整理してみましょう。
第一の事実は、「あなたにとって」あなたの体から他人の鼻を刺激してクシャミを誘発するなにかが出ていることは事実です。
なぜならあなたが仕事で席を同じくすると必ず周囲の人がクシャミをするからです。
第二の事実は、「周囲の人々」も日常生活では頻回に鼻をすすったり、咳をしたり、またクシャミをします。
なぜなら風邪をひいたり花粉症のときなど生理的に鼻粘膜が刺激されるからです。
さて、ここで第一の事実と第二の事実との「関係」です。
医学的には他人の鼻を刺激してクシャミを誘発する刺激物質は人の体からは発見されていませんので、第二の事実の原因を第一の事実に求めることは出来ません。
ということは、「あなたに具体的な原因があって周囲の人がクシャミをする」という事実関係は現在の医学知識では考えにくいということです。
ですから、ここでの妥当な事実関係は、「あなたにとって」体からなにか刺激物を出しているのは「周囲の人々」のクシャミから「感じとっている」ということでしょう。
ではなぜこのような「感じ方」をしてしまうのでしょうか。
それは、あなたの「自己評価」の仕方にあるのではないでしょうか。
つまり、自己を評価するとき「他人の目」をモノサシとしてしまう傾向があると思います。
だから、他人の「態度」や「しぐさ」が気になるのです。気になる度合いが強くなれば当然思いこみも強くなります。
具体的には、周囲の人の「鼻」の状態が自己評価の採点基準になってしまったようです。
極端に言えば、他人の鼻があなたの心を規定してしまっているのです。心が鼻の奴隷になっているといってもよいでしょう。(言い過ぎたらごめんなさい)
でも、わたしは今声を大にして言いたい。
まろさん!心を鼻から開放しようではないですか。他人の鼻の虜になったあなたの心を奪い返そうではないですか。
このことが、あなたの「気分的に辛い毎日」を改善する方法だと思います。 わたしも応援します。またもし体臭や多汗の解消があなたの心の開放になるようなことがありましたら相談に乗りたいと思います。
ぜひ、他人の目や鼻でなく、自分の心をモノサシにしながら生活していただきたい思います。
解答にならないような返答ですみませんでした。
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