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ゲルマニウム温浴について


投稿者名:マオ

タイトル:ゲルマニウム温浴と岩盤浴との違いを教えてください


 

23歳のOLです。雑誌でゲルマニウム温浴と岩盤浴が紹介されていましたが、その違いと、どちらが私の体質にあっているか教えてください。私は元々冷え症で、低血圧、また貧血気味です。肩こりもひどく、時々手足がしびれることもあります。

 

投稿者名:五味院長

タイトル:ゲルマニウム温浴について



マオさん。
最近女性誌などで、岩盤浴とゲルマニウム温浴が一緒に紹介される機会が増えましたね。どちらも「たくさんのサラサラ汗をかき」、しかも、「毒だし効果」や「脂肪燃焼効果」があるなどと似たような説明がされるため、これらがどのように違うのか疑問を持つ人も多いようです。

岩盤浴については既に何回も記載してありますので、今回は、私の専門分野の発汗生理からみた「ゲルマニウム温浴の作用」を中心に説明しましょう。

まず「ゲルマニウム」って何でしょうか?
無責任のようですが、私もよく分からないのです。
それは、ゲルマニウムが実に分かりにくい性質をもっているからです。

その性質とは、「半導体」ということです。
半導体とは、読んで字のごとく、半分は、金属のように電気をよく通し、半分はゴムのように電気をほとんど通さないという性質です。
つまり、条件によっては、電気を通す導体となったり、通さない絶縁体となるということです。
なんとも、中途半端というか、器用な性格があるのですね。

しかし、この「どっちつかず」の電子特性が、私たち人間の生体には好都合の働きをしてくれるのです。

「人体の働きは全て電気活動である」と言ったらみなさんはびっくりするでしょう。
しかし、筋肉を動かす神経活動や、代謝を促進する細胞活動のすべては、電気の流れで行われているのです。
例えば、細胞は細胞膜をはさんで、内側は外側よりマイナスの電位となっているのが正常です。神経細胞の情報の伝達は、活動電位という電気的流れが興奮を起こしているのです。

生体が健康に活動するためには、これらの電気の流れがプラスにもマイナスにも傾きすぎない状態が理想です。
ところが、体内に異常が発生すると、異常な電気信号が流れてしまいます。この信号の行き着く先は、各組織であり、筋肉であるわけですから、体内のプラスとマイナスのバランスが崩れると、細胞の代謝が滞り、肩こりや腰痛などの神経痛が発生するわけです。

そこに、ゲルマニウムの出番があるのです。
ゲルマニウムは器用です。
相手がプラスの性質をもっていると自分はマイナスの電気を持ち、相手がマイナスの性質をもつと逆にプラスの電気を帯びて、相手と結びついてバランスをとろうとするのです。
このどっちつかずの性質が、生体には有効に作用するのです。

具体例をあげましょう

例えば、生体の代謝活動には酸素が必須ですね。実は、この酸素は水(血液)に溶けるとマイナスを帯びる傾向があります。その時ゲルマニウムがいると、自分はプラスとなり、マイナスの酸素と結びついて血液中をまわり、抹消の組織に酸素を供給するのです。
つまり、ゲルマニウムは血液の中では、赤血球のヘモグロビンのような役割をするのです。
組織に十分な酸素が供給されれば、「代謝力」が高まるのです。

逆な例もあります。酸素を使用して代謝すると、どうしても乳酸などが増加して体は酸性に傾きます。体は酸性に傾くと今度は代謝がうまくすすまなくなります。この酸性状態をつくりだすのは、水素イオン(H+)です。
ところが、ゲルマニウムがいると、今度はマイナスの性質を発揮して、水素イオンと結びつき中和して、体外に排泄してくれるのです。つまり、ゲルマニウムは老廃物の「排泄力」も高めているのです。

ここまでお話すると、何かと似ていることに気がつくことでしょう。

そうです。「岩盤浴」です。
岩盤浴も「代謝力」と「排泄力」を高める働きがありました。
つまり、生理的には、この両者は全く同じような働きをもっているのです。

でも違いがあります。
その「利用の仕方」です。

岩盤浴は、温めた岩盤の上にごろっと横になるだけですが、ゲルマニウム温浴は、有機ゲルマニウムを溶かした42度〜43度の温水に、手と足のみを20分ほど入れるだけです。

それでは、手と足をつけるだけのゲルマニウム温浴で、なぜ大量の汗をかけるのでしょうか?

実は、ゲルマニウムの発汗作用は、私が「汗腺トレーニング」として提唱している「高温手足浴」とほぼ同じ原理です。
(ただし、高温手足浴の場合には、もう少し高めの43度から44度くらいです)

つまり、直接手足に接する高温のお湯が、暑熱順化という方法で、手と足の休眠汗腺を「能動汗腺化」し、同時に手と足で温められた血液が体の深部を温めることで、脳温が上昇し、全身の汗腺を動員して汗をかかせるのです。抹消の手と足の温熱が、体全体の汗腺機能を高めることになるのです。

同じ発汗作用が、ゲルマニウム温浴でも起きているのです。

「それでは違いはないではないか」としかられそうですが、「利用の仕方」つまり「温浴の入り方」の違いは実に大きいのです。

ゲルマニウム温浴は、手と足をじっと温浴器に入れておかなければなりません。これはかなり疲れます。
汗腺トレーニングはたった2週間ですからまだしも、「汗かき健康法」として「生活法」にとりいえるのはなかなか難しいかもしれません。体勢からして30分以上は無理でしょう。

一方、岩盤浴の場合は、自分の好きな体勢でただ横になっているだけです。しかもあまり難しいことは考えずに何分でも好きなだけゴロゴロしていればよいのです。効能より効用重視です。

両者の「利用法」は、あなたが何を求めるのか、あなたの体質によって臨機応変に選択すればよいでしょう。

ここからはあなたの質問に対する回答になりますが、体質的に冷え症があり貧血がひどく、肩こりもあるということです。仮に、これらの症状を軽減する目的で、「湯治的」「治療的」な意味合いを期待するなら、ゲルマニウム温浴がよいでしょう。

そうではなく、からだの「自然治癒力」を高め、気分をリフレッシュする「リラクゼーション法」として生活の中に取り入れ、結果的にこれらの症状が解消することでよしと考えるなら岩盤浴が向いているでしょう。

生理活性に差がないなら、「相性」の問題です。両方を体験して自分が一番「気持ちのいい」方を選択すればよいしょう。

これはあなの体質から見たアドバイスですが、まず1週間に1回〜2回くらい集中的にゲルマニウム温浴に入り、数ヶ月してあなたの症状が軽減したら、今度は1〜2週間に1回くらい、岩盤浴を利用してください。症状が安定してきたら岩盤浴を続けてみてください。
その過程でもし症状が出るようなら、時々、ゲルマニウム温浴を併用してください。

この両者は、お互いが競合するものではありません。
お互いの良さを取り入れて、上手に利用するのがよいでしょう。

最後に、大切なことですが、さきほど私は「人体の活動は電気である」と言いました。
その電気をつくるのが、ナトリウムやカリウムといったミネラルなのです。ナトリウムやカリウムなどの細胞膜の透過性の差が、電位差となり、筋肉や各細胞への電気刺激となるのです。

大量の汗をかいたとき、筋肉がピクピク痙攣した経験があるでしょう。あれは汗とともに体のミネラル類が失われ、神経伝達が正常にいかなくなったからです。

ですから、ゲルマニウム温浴でも、たくさんの汗をかいたら、必ずミネラルを含めて水分補給をしてください。

 

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