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 汗に対する考え方が変わりました

 

投稿者名:アトル

タイトル:汗で悩まなくなりました


 

はじめまして、五味先生。僕は浪人を経て、今春、大学生になりました。僕は、ここ二年ほど精神性発汗で悩んできました。最初、顔面多汗だけだったのが、やがて全身へ、そのうち対人恐怖や満員電車が怖いなどに発展していきました。行動範囲も狭くなり、何をするにも汗のことが頭をよぎり、消極的になってしまう。高三のとき、顔の汗を隠すために、顔を伏せてごまかしていた毎日は本当につらかったです。

しかし今、僕は汗でほとんど悩んではいません。色々な本を読み、考えたおかげだと思います。もちろん、「もう汗で悩まない」も読みました。僕が学んだことを話すことで、何か役に立てればと思い、メールしました。

僕は今、汗に感謝しています。強がりではなく、心からそう思うのです。なぜか? それは、僕の汗に対する考え方が変わったからです。多汗はその人に、たまたま運悪く訪れたのでしょうか?僕は、訪れるべくして訪れたもの、つまりその人にとってどうしても必要だったから訪れたものだと思うようになりました。自覚できない精神的ストレスが溜まった結果、身体症状として汗がでてくるのだと思います。頭はダマせても、身体(汗)はダマせないというわけです。蛇足ですが、本を読んで、精神性発汗は、拒食(過食)症やひきこもりなどの問題と根は同じなんじゃないかと僕は考えています。

見方を変えれば、汗が精神的な問題に気付けと言って現れたと言えます。それに気付いた時、汗を消そうとするのではなく、汗に託されたメッセージに耳をすまそうと思えたのです。

僕が汗から受け取ったメッセージは次の三つです。今までの自分が、1.他人中心に生きてきたこと。2.優しかったこと。3.美化された自己イメージを基準に考えていたこと。

まず1.について。自分が他者との関係のなかで存在する以上、自分のことを考える時、他者のことを考えるのは当然だと思います。しかし、僕は度がすぎました。親や友人や社会に認められるような選択を繰り返した結果、自分本来の欲求を見失い、心のなかは他者しかいなくなってしまっていたのです。

2.について。僕の優しさは、先生のおっしゃるような相手を人間として尊重しているから、ではなかったです。他人とぶつかり合うことを避けたい、傷つきたくないといったズルイ優しさだったと思います。僕は、対立すべきところでは、きちんと対立すべきだった。自分の正しいと思ったことは、周りから変なヤツだと思われても言うべきだった。自分が不快に思うことは止めてくれと言うべきだった。そうしてこなかったのは、相手への優しさではなく、自分ヘの優しさでしかなかったのだと思います。

3.について。過保護な両親の下で作り上げた、美化された現実とはかけ離れた自己イメージ。それを守るためには、汗かきの自分など認めるわけにはいきませんでした。だから、いつか多汗を克服して本当の自分を取り戻すなんてことを考えていたのです。安全な道ばかり選んでいました。

ここまで考えてきて、先生がQ&Aの多汗治療の本質のところで言っていた「何か」が自分なりに見えてきた気がします。それは、自分を殺さずに自分を貫いて生きていくことです。そして、その過程で他者と対立することを恐れないことです。きちんと対立せずに、本当に理解し合うことはできないです。今までの上っ面だけの調和を捨てて、改めて対立するのは、怖いです。色んなものを失うと思います。でも、それをやらなかったら、自分を貫くことなんてできやしないです。やります。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

P・S このホームページにはずいぶんと助けられてきました。これからも、続けてください。では、お元気で。


 

投稿者名:五味院長

タイトル:あなたは必要とされているのです



アトルさん。あなたは、このホームぺージで「助けられた」と言っていますが、あなたのメールも、このホームページを読む人を「助ける」ことができるでしょう。

「何かに役立てば」ということですが、何か以上のものがあります。ご自分の状況をありのままに把握して、しかも自己の内面を適切に表現されています。
さらに、私が、近著「デオドラント革命」や「読むだけで汗が少なくなる本」で書いている、汗やニオイで悩む人の性格まで見事に指摘されていて、もう脱帽です。

今回は、私のコメントは全く必要ありません。
しかし、ひとつだけ気になったことがあります。

あなたは、今まで、「親や友人や社会に認められるような」選択をして、「他人とぶっつかること」を避け、「両親の抱くイメージとは別な汗かきの自分」を克服する努力をしてきたわけです。

たしかに、これだけをみると、あなたは、自分本来の欲求でなく、他人の意のままな生き方をしてきました。つまり今までの自分は「自分自身ではなかった」と言わざるを得ないでしょう。しかも、あなたは、自分の優れた長所である「優しさ」は、本当は人のためではなく自分自身のためだったと言う。

しかしです。

そのような、あなたでどこが悪いのですか?
今までのあなたにどれほどの欠陥があったのですか?

あなたは今まで、一回でも友人や社会になにか危害でも加えたことがあるのでしょうか?
あなたは今まで、一回でも人を中傷するような言葉をかけたことがあるのでしょうか?
答えは、「NO」でしょう。

あなたが、これから人と対立するのを恐れず、自分を殺さず、自分を貫く道は、正しいと思います。
それは、「けんかして仲直り」「雨降って地固まる」の例えのごとく、将来の自分自身を確固たるものにするためには必要な選択だったことでしょう。

しかし、あなたのメールを読んで気になったことは、あなたの歩んで来た今までの道の「否定」の上に新しい道を開こうとしていることです。

今まで来た過去の道もこれから向かう未来の道もあなただけのかけがえのない道のはずです。
それは、あなただけの「オンリーワン」の道です。
だからこそ、その道は、たった一人分の歩幅しかないのです。いくら仲のよい友達でも、たとえ親子でも、二人並んで歩くことはできないのです。

私が思うに、あなたはそのことを、本能的に知っていたからこそ、それが「ロンリーワン」の道になることを恐れたのではないでしょうか。
その結果が他人との調和を求めるあまり、自分の内面の調和を乱すことになったのでしょう。

私は分かります。あなたがこのような前向きな生き方を選択しようとするまでには、どれだけの辛い思いをしたか。そして、今、一歩前へと踏み出そうと決心するにはどれほど勇気が必要だったかを。

でも、アトルさん。ちょっと立ち止まって考えてみてください。

あなたのこの力強いメッセージは、日本のどこかで、過去のあなたと同じように汗で悩んでいるだれかの「力」になっていることでしょう。励ましになっていることでしょう。

今のあなたは必要なのです。必要とされるのです。

それは、過去のあなたがあった所以です。
辛い思いをしたあなたの歴史があったからです。

アトルさん。
この一点をもってしても、あなたの道は、過去も未来も決して「ロンリーワン」ではありません。
孤独な道ではないのです。

そのような道を歩んで行くとき、あなたがこれから出会う旅人たちとたとえ「調和」を求めたとしても、それは決して「上っ面」だけのものではないと思います。
今のあなたなら、内面での調和もしっかりと保つことができると信じています。

いや、あなたには、既に内面の調和があるからこそ、「何かに役立てば」とこのメールをしてくれたのでしょう。

やはり、あなたは「人に」優しかったのです。


 

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