ニオイをケアする食生活 …ニオイケアのためのガイド
加齢臭を防ぐ
フリーラジカルが加齢臭の原因
加齢臭は身体の中でフリーラジカルという暴れものが細胞を痛めつけてできるものです。フリーラジカルを鎮める食べ物は、ビタミンCやE、カロチンといった成分を含むものです。
他の抗酸化物質も有効
さらに抗酸化物質を摂れば、フリーラジカルの傷つけた細胞を再生させ、加齢臭を防ぐことができます。抗酸化物質とは、ポリフェノール(赤ワイン)やカテキン(緑茶)、イソフラボン(大豆)、セサミノール(ゴマ)などです。ウコンやアロエにも抗酸化物質が含まれているといわれています。
ビタミンEは胚芽でとる
ビタミンEは昔から若返りビタミンといわれ、油の酸化を防ぐ抗酸化作用があって、穀物の胚芽に多く含まれています。米ならば、ビタミンたっぷりのヌカや胚芽を削り落とした白米ではなく、胚芽米や五分づきのもの、できれば米全体をまるごと食べる玄米にします。
ただし炊いた玄米はしっかり噛まないと消化不良になりますから、玄米フレークや玄米粥をお勧めします。胚芽のついたままの押し麦を入れた麦飯もよいでしょう。パンならば胚芽入りのものや、全粒粉といって、小麦を丸ごと粉に挽いたものを使ったパンもよいでしょう。
ただし、こうした未精白の食事は、食糧難だった時代を思い出して嫌だ、というお年寄りも少なくありません。どんなに栄養があっても、ストレスを感じさせる食事では失格です。美味しく食べていただける調理の工夫も必要でしょう。
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