体臭・多汗に悩む方の心と体の心療室 ニオイの介護

 

ワキガ・体臭・多汗 診察室 住宅のニオイケア …ニオイケアのためのガイド


住宅の香りケア


 

木酢液とハーブで消臭
 家が臭うからといって、消臭剤や芳香剤のスプレーを振りまいても解決になりません。ニオイそのものを分解するか、吸い取ることです。
 木酢液や竹酢液は、炭焼きの副産物でできる液体を薄めたものです。非常に強い酸性の液体で、ニオイ物質を出す菌を殺してくれますし、カビやダニも防ぎます。
 木酢液自体は、薫製の煙を薄めたような香りがしますが、消臭効果もあります。シュッとひと吹きできる頼もしい味方です。原液は濃すぎるので、水で薄めて使います。

 

植物を利用
 ハーブの精油は、自分が香るだけでなく、他のニオイを分解するものもあります。たとえばユーカリやオーデコロンミントは、アンモニアのニオイを分解してくれます。
 身近な植物も使えます。昔の家庭ではドクダミをくみ取りトイレにぶら下げたり、杉の葉を男性用便器のオシッコの当たるところに置いたりしてニオイを消していました。

 

虫除け効果も
 夏場に失禁の片付けをしていると、たちまちハエが嗅ぎつけてきます。こんなときにも植物を使いましょう。生の杉の葉やヨモギの葉をたくさんまとめてネットに入れて吊しておくと、ハエやアブなどの小さな虫が嫌います。よほど虫の多いときは、庭で生の杉の葉をいぶす方法もあります。
 鉢植えのローズゼラニウムやユーカリ(とくにレモンユーカリ)も、ハエや蚊などの虫を遠ざけてくれます。
 同じように虫を遠ざけるシトロネラという植物の精油をロウソクに入れたものもあります。トイレや失禁の跡が臭うときには、これらの精油をスプレーしたり、精油をたらした水で雑巾を絞って拭きます。
 ユーカリの香りは癖がありますが、ペパーミントやラベンダーなどの精油と混ぜれば、香りも柔らかくなりますし、それぞれの抗菌効果も合わさって効果が強くなります。サイプレスやシダーウッドなどの針葉樹の香りも、それほど違和感がなく使えます。靴箱や台所の棚など、空気のこもりがちなところでも、抗菌スプレーが重宝です。

 


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