体臭・多汗に悩む方の心と体の心療室 ニオイの介護

 

ワキガ・体臭・多汗 診察室 皮膚のニオイのケア …ニオイケアのためのガイド


ニオイを消す清拭の素材


 

 お風呂に入れないときには、熱いタオルでさっぱりと身体を拭きます(清拭)。市販の清拭剤だけでなく、身の回りには色々な自然の素材があります。

 

1.ハーブの精油
 朝の清拭ならば、すっきり目が覚めるペパーミントやアップルミント、夕方ならば気分が落ち着くラベンダーやマジョラムが向いています。香りに親しんでくると、たとえばラベンダーの香りを嗅いだだけで、自然と眠気を誘われるようになります。一種類の香りだけでは飽きるので、数種類の精油を混ぜるのがポイントです。すでにブレンドしてあるものも売られています。抗菌効果の強いティートリーやユーカリなどの精油も混ぜれば、免疫力もアップします。

 

2.レモン
 清拭のお湯にレモン汁かレモンの精油を数滴たらします。脇の下の雑菌を殺してニオイを抑えてくれますし、レモンの香り自体に汗のニオイを打ち消す効果があるようです。肌に分泌された皮脂の酸化を抑えるので、老化による体臭も抑えてくれます。
 汗が多いときはレモン湯にミョウバンを大さじ5〜6杯加えて拭いてください。ミョウバンは薬局で売っています。汗腺の出口が塞がれて汗が抑えられます。ただしミョウバンは、あくまでも脇の下など汗の特別多い場所だけに使うことです。必要以上に汗を抑えるのはよくありません。

 

3.酢
 一般に細菌はアルカリ性を好み、酸性が苦手です。水虫の菌も同様です。精油がない場合は、食酢やクエン酸や木酢液(炭焼きのとき取れるエキス)を薄めたもので足浴します。クエン酸は薬局で売っています。洗面器いっぱいのお湯に、食酢やクエン酸ならばキャップ1杯、木酢液は酸性が強いので数滴で足ります。

 


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五味クリニック

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